工賃が安い

2021年11月8日

1/25の21時からEテレで放送された、障がい者バラエティー番組「バリバラ」での話題。

福祉作業所で働く障がい者の給料は「工賃」と呼ばれています。 全国平均、月13,000円ほど。
「労働者」には最低賃金が保証されているのに、工賃にはそれが無い。

なぜか?
①作業所と、そこで働く障がい者の間に「労働契約」が結ばれていない。
 作業所で働く事は「労働」ではなく「訓練」という位置づけになっているから。

  →でも、作業に慣れたら、もう訓練じゃなくて作業。「仕事」になってるよね?

②作業所が行っている仕事は「内職」が多くて、売上が上がらないから。
 袋詰め1個2円なんて作業をいくらやっても、月2万もいかない。

 「作業所全体の売上から必要経費を引いた金額を通所者全員で割ると、月1万円くらいにしかならない」というのが、とある作業所所長のはなし。

  →もっと売上の上がる仕事にするとか、工夫はないの?

では、障がい者はどうして生活しているかというと、工賃の他に障がい者年金を月6万円くらい支給されて、残りは生活保護でまかなっているらしいのです。

これでは、障がい者はいつまで経っても自立できない。
障がいを持った子の親が皆、「子どもを残して死ねない」と思うゆえんです。 

障がい者の方は、お人好しだったり自己価値が低い、または知的障がいゆえに、こうした状況に甘んじてきたのでしょう。

何らかの障がいはあっても、彼らの「良さ」を生かす方法があるはず!

たとえば私の故郷には、製造スタッフが全員障がい者、というケーキ屋さんがあります。
そこのお菓子は、美味しいだけでなくパッケージがおしゃれ。とてもセンスが良いのです。

店舗デザインやパッケージ、お菓子の製法など「カタチ」を、障がいのない人間が整えれば、障がいのある人も十分働けるし、売上も一般のお店と変わらなくなる。

だからスタッフも、一般のパートさんと遜色ない給料をもらっているそうです。

こうした助け合う工夫で、みんなが自立して暮らせる社会にしていきたいですね~。(^^)