終活コーチング
コーチングは、心身ともに健康で、日常的にある程度満足されている方が、
さらに生活をより良くするために利用する方法とされています。
しかし私は、コーチングにはもっと多様な可能性があるのではないかと考えています。
例えば身体にご病気のある方でも、セッションに参加できる体力があれば可能ではないでしょうか。
がんの患者さんや、そのご家族が治療の選択や治癒後の生活について考えてみる、
治療中の家庭内の問題を解決するために利用する、
あるいは終活にも、コーチングは使えるのではないでしょうか。
健康な方が、幸せな人生の終わりに向かってプランをたててみる、
また人生の卒業が見えてきた方の最後の時間を輝かせる、など。
私は次女と人生最期の時間を共に過ごした経験から、
限られた時間を生きる方が悔いなく生き抜くために、本人とご家族が真に求めるものを
見つけ出し、生かすために、コーチングは何らかの助けになるのではないか、と思っています。
大人の「メイク・ア・ウィッシュ」があっても良いではありませんか。
「やり残したことはない、幸せな人生だった」「悔いなく見送ってあげられた」
そんなふうに穏やかな気持ちで人生を卒業してみませんか、見送ってみませんか。
私は、そんなお手伝いもしたいと思っています。
*メイク・ア・ウィッシュ(Make-A-Wish Foundation)は、1980年にアメリカ合衆国のアリゾナ州で始まった、世界最大の「願いをかなえる(wish granting)」ボランティア団体で、その目的は「難病と闘うこどもが持つ夢の実現の手伝いをすること」である。(Wikipedia より)
日本でもこの活動によって、難病のこども達の願いが叶えられています。
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