江ノ電で海沿い旅(前編)
ふと鎌倉の海が見たくなって、江ノ電で海沿いを巡りました。
今回のコースは・・・
由比ヶ浜
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御霊(ごりょう)神社
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成就院
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極楽寺
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腰越漁協組合直売所
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小動(こゆるぎ)神社
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日坂(にっさか)
(途中立ち寄ったレストランやカフェなどは、後日「美味しい鎌倉③」で、ご紹介します)
さて、鎌倉駅に着いたところで、江ノ電切符売場で、フリー切符「のりおりくん」(800円)を購入して乗車。3つ目の駅「長谷」で降りて、歩いて由比ヶ浜に向かいます。(徒歩5分)
天気予報に傘マーク☂️が付いている日だったからか、休日でも人が少なく、地元のサーファーさん達が浜でまったりされているくらい。
柔らかい砂浜が長く伸びて、遠浅の海が広がる穏やかな浜でした。この長い砂浜は、千葉県の九十九里浜を想起させます。
薄曇りの優しい日差しと、足裏の柔らかい砂、雲の合間の薄青い空に、海。
碧海に小さな白波が立ち、滑らかに延びてくる水、髪をなぶる風。
この浜で、悩みや停滞が清められることを願って、しばし波の音を聴いていました。
その後、近くで昼食をとり、御霊(ごりょう)神社へ。
紫陽花の時期には、鳥居の前で江ノ電の車両と紫陽花のコラボ写真が撮れることで、よく知られた神社ですね。本当に鳥居のすぐ前を線路が通っています。
奈良時代に、当時の光仁天皇を呪詛したという無実の罪を着せられて、子の他戸(おさべ)皇太子と共に幽閉され、3年後に薨去された井上(いがみ)皇后の御霊(みたま)を鎮めるために、建てられた神社だそうです。
境内は撮影禁止で、人のまばらな落ち着いた雰囲気の神社でした。
御霊神社から5分ほど歩くと、成就院に到着。
高台にあるので、石段が大変だろうと予想してましたが、緩やかで苦にはなりませんでした。
門前の小高い場所では、木影の下で涼しい風を受けながら、心地よく由比ヶ浜を眺められます。
境内に入ってすぐ右手に、空海さんの2mくらいの立像があるのですが、すぐ隣のカエルちゃんの石像が可愛すぎて、写真を撮るのを忘れておりました(笑)こういうカエルさん、薬局の前にいましたね(昭和生まれの方は、わかるはず)
話を空海さんに戻すと、空海さんが巡礼の折り、この寺で100日間の加持祈祷を行い、成就院を開かれたので、立像が出迎えて下さるのですね。
こちらが本堂。自然な緑に溢れた、穏やかで安らぐ境内です。
ご本尊は、不動明王さまで、縁結びのご利益があるとか。
奥にはミニチュアの八角堂があり、「聖徳太子千三百年忌を記念して建立」と書かれています。
有名な法隆寺の夢殿のような形、扁額には「和貴」の文字。聖徳太子が制定した十七条憲法中にある、有名な言葉「和を持って貴(とうと)しとなす」を表していますね。
この後は「江ノ電で海沿い旅②」に続きます♪
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