人生は、プチがんばり
障碍者バラエティー番組「バリバラ」で、障碍を持つ子のお母さんが語っていた
悩み。「障碍があるから、どれだけ頑張らせたらいいか、わからない」
(ああ、これ、私も悩んだっけ)と思った。
知的障碍のある娘に、ひらがなを教え始めた頃、
「教えても、どこまで覚えられるんだろう」
「本人にとって迷惑なだけだったり、親にとっても無駄な努力なんだろうか・・・」
なんて、あれこれ考えて、教えることをやめてしまった時もあったけど、
いつか覚えてくれるかも、と思って、2~3日おきに少しづつ、
ひらがなの絵本を見せて教えたり、ベッドサイドにひらがな表のポスターを
貼っておいた。
できるかどうかわからなくても、少しづつトレーニングする。
これって、誰にでも当てはまる方法だなあ、と思った。
最終的な達成地点がどこになるかわからなくても、まず始めて、やり続ければ、
昨日より少しだけ先に行ける。
筋肉を鍛えるのに、同じ練習を繰り返していたら、現状維持。
強化したいのなら、常に少しづつ負荷をかけ続けていく必要があるよね。
自分を成長させるには、いつもちょっぴりの「がんばり」(負荷)が必要
なんだなぁ、と思った。
新しいことを始めたり、めんどうな事に取り組んだり。
そんなトライが人を成長させる。
だから、障碍のある子に何が何でも覚えさせなきゃいけないわけじゃないけど、
気長に少しづつ教えていくことは、すごく意味のあることだよね、
その子にとっても、親にとっても。(^-^)