読むことが瞑想になるような本
この上なく静謐な美しさをたたえた本。
葉祥明さんの、広がりのある風景と美しい色彩、深い哲学的な言葉が、詩のように綴られている。
本のカバーはパール感のある綺麗なロイヤルブルーで、14×16cmくらいの小さな本だけれど、
何か神聖な気品に満ちている。
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(本文より引用)「この世には 無駄にしたり 手荒く扱ってよいものなどない
命あるものはもちろん 命あるように見えないものも」
「誰かを勇気づけ、慰め 誰かの助けになることができたら あなたの存在には 大きな意味がある」
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そして、戦争が止まない世界に悲しくなっていた私を、慰めてくれた文章がこちら。🌿 ↓
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「世界では 毎日様々なことが 起こっている
自然災害・犯罪・戦争・紛争 目をおおいたくなる 悲惨な出来事が
それらに対して 政治家でも軍人でも 大実業家でもない あなたにできることは なにもない
あなたは、あなたが できることしかできない
でも、 あなたはまったく 無力な人であるわけではない
心優しく 思いやり深い人として この日々と人生を生きること
それは大いなる 世界への貢献」
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私が私であり、幸せであることが世界への貢献…。
スピでは言い尽くされた事だけれど、自分の無力さに悲しくなった時は、
自分にできる事をしながら、この言葉を噛み締めて行きたい。